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Design Solution
実績紹介
Solution 008
反射と透過による
視線のコントロール
2008.08 | 整体院
整体院のインテリアデザインとCI
「施術されているところをみられたくない。」
「中の様子が分からないから入りづらい。」
整体院のお客様が抱えるこの二律背反の問題を解決するため、反射性と透過性を併せもつ「熱線反射フィルム」に着目した。
通常は奥に配置する施術室をあえて街路に面して配置し、路面を行き交う人もその様子を伺い知ることできるような平面計画にしているが、熱線反射フィルムが施されたガラスパーティションが幾重にも重なることで、施術室には実像と虚像が入り混じったとらえきれない空間が広がるようになった。
反射と透過によって緩やかに視線を制御し、「見える」ことによる安心感と「見られない」ことによる安心感を同時に叶えることを意図している。
Photo by Daichi Ano
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